【Vimeo AI】日本語動画を瞬時に多言語化(99か国語以上に対応)。話者の声そのままで字幕・音声を切り替えるVimeo Enterpriseの革新的な翻訳機能

【Vimeo AI】日本語動画を瞬時に多言語化(99か国語以上に対応)。話者の声そのままで字幕・音声を切り替えるVimeo Enterpriseの革新的な翻訳機能 BtoB向け研修
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ChatGPTやGemini等の生成AIの登場で、これまで人間にしか出来なかった様々な業務や作業が効率化されています。

長文の要約、市場や競合調査、資料やメールの作成、Web解析や商談記録からの顧客のインサイト発見など、実に多くのことがAIによって早く、質高く行えるようになりました。

そして、動画配信業界においてもAIによる劇的な技術革新は進んでいます。
その技術革新の一つの例が、今回ご紹介する「AIによる動画の音声・字幕の多言語化」です。

これまで、日本語の動画を海外向けに翻訳しようとすると、翻訳会社への外注、言語ごとの字幕入れ、さらには現地ナレーターを雇ってのアフレコなど、数ヶ月の時間と莫大なコストがかかるのが当たり前でした。

しかし最新のAI技術は、日本語動画の字幕を自動翻訳するだけでなく、「話者の声をそのまま活かし、その人の声のトーンのままで別の言語に切り替える」という驚くべき領域にまで達しています。

この最新のAI動画翻訳を活用することで、以下のようなことが、これまでとは比べ物にならないほど低コスト、かつ圧倒的なスピードで実現できるようになりました。

  • 専門学校やスクールにおいて、日本語の授業動画や教材を、内容はそのままに、来日した留学生や海外の受講生にも届けられるようにする
  • 製造業、サービス業、医療・福祉・介護現場などにおいて、海外拠点・国内外問わず、外国人スタッフの研修や作業マニュアルの共有を現地の言葉で即座に実施する など

AIによる自動翻訳により、教材の翻訳作業、話者の通訳、字幕の挿入、言語別の動画制作、それらの外注がすべて不要になるからです。

これはビジネス展開において、非常に大きなコストメリットとスピード感ではないかと思います。

そこでこの記事では、アメリカ発の動画配信プラットフォームで、現在は日本法人もあるVimeo社の法人向け最上位ソリューション「Vimeo Enterprise」が得意とする分野の一つ、動画のAI翻訳(字幕・音声)機能「Vimeo AI」について、その概要と動くサンプル、そして使い方を画面キャプチャ付きでご紹介します。

本記事が、教育の海外展開や外国人材の教育等において「動画の多言語化」を検討中の皆様の参考になれば幸いです。

Vimeo Enterpriseとは

「Vimeo Enterprise」は、動画編集から配信、堅牢なセキュリティ、大規模配信(ビデオオンデマンド・ライブ配信)、詳細な視聴分析、そしてAIを活用した動画の多言語翻訳・動画内検索といった先進技術を兼ね備えた法人向け動画配信プラットフォームです。

Vimeo Enterprise公式サイト
https://vimeo.com/jp/enterprise

Vimeo Enterpriseには様々な機能がありますが、この記事では動画のAI翻訳機能「Vimeo AI」について解説します。

Vimeo AIの概要と多言語対応した動画のサンプル

Vimeo AIを使うと、簡単な設定1つで動画の音声と字幕を、指定した言語(英語や中国語等)に切り替えることができます

以下の動画は、Vimeo AIによって多言語対応した動画のサンプルです。

上記の動画の以下の設定を変更するだけで、動画の字幕や音声の言語を切り替えることができます
このサンプルでは日本語・英語・中国語に、言語を切り替えることができます。

なお、このサンプル動画は弊社ストランダーが提供する「動画販売サイト構築システムソーシャルキャスト」に関するウェビナーの録画動画です。(動画販売について解説するウェビナーです)

Vimeo AIによる動画翻訳機能の特徴

  • 動画の字幕だけでなく音声も翻訳可能(話者の声のトーンはそのままに言語が切り替わる)
  • 対応言語は99か国以上(英語や中国語、ベトナム語、タイ語など多数)
  • AIによる動画翻訳の精度は90~95%以上
  • 翻訳後の字幕・音声の内容は管理画面から調整も可能(万が一翻訳後のニュアンスが意図と違っても手動で1文字単位から微調整できる)

Vimeo AIの翻訳に対応している言語(一例):

アラビア語( ar)、ベンガル語( bn )、ブルガリア語( bg )、中国語( zh )、クロアチア語( hr )、チェコ語( cs)、デンマーク語( da )、オランダ語( nl )、英語( en )、フィンランド語( fi)、フランス語( fr)、ドイツ語( de )、ギリシャ語( el )、ヘブライ語( he )、ヒンディー語( hi )、ハンガリー語( hu )、インドネシア語( id )、イタリア語( it)、日本語( ja )、韓国語( ko )、マレー語( ms )、ノルウェー語( no )、ペルシア語( fa )、ポーランド語( pl )、ポルトガル語( pt )、ルーマニア語( ro )、ロシア語( ru )、セルビア語( sr)、スペイン語( es)、スワヒリ語( sw )、スウェーデン語( sv)、タガログ語( tl)、タイ語( th )、トルコ語( tr)、ウクライナ語( uk )、ウルドゥー語( ur )、ベトナム語( vi)

※対応言語は今後も増えていきます。必要な翻訳言語が見当たらない場合でも対応予定の場合がございますので、お問い合わせください。

Vimeo Enterprise国内正規代理店「ストランダー」のお問い合わせフォーム
https://strander.jp/contact/

Vimeo AIによる動画翻訳機能のメリット

日本の教育の海外展開、専門学校等での留学生向け授業や、企業における外国人スタッフへの研修といった「人に学習をさせる」というジャンルにおいては、日本語で作られた動画教材を、人の手による多大な翻訳作業や外注費をかけなくても、瞬時に多言語対応することができます。

これまで、日本語の動画を海外の言語に翻訳するには、以下のような膨大な工程が必要でした。

  • 日本語の動画教材を作る(授業、講義、研修等の動画)
  • 言語毎に個別の動画を用意する(英語なら英語の字幕付き動画、ベトナム語ならベトナム語の字幕付き動画を個別に書き出す等)
  • これらはその国の言葉が高度に理解できる人でないと作れなかった

なお、英語等「自社でも意味を理解できそう」といった言語への翻訳の場合は、社内のスタッフさんが翻訳サービスを駆使し、自社で「Premiere Pro」等の動画編集ソフトを使って、日本語動画に英語字幕を1つずつ挿入する「内製化」で外注費を抑え抑えている事業者さんもいらっしゃいます。

上記のような方法では言語の数だけ動画ファイルが増え、修正の手間も何倍にも膨れ上がってしまいます。

Vimeo AIを使うと、わざわざ編集ソフトを使って「言語ごとに動画を量産する」という泥臭い作業が一切不要になります。

1つの日本語動画(マスター動画)さえVimeoにアップロードしておけば、同じURLのままで、視聴者が自分の見たい言語を99か国以上の中から選んで視聴できるようになるわけです。

手間・作業コスト・外注コストを最小化しつつ、世界中の人を対象にした動画教材が作れるようになる。これは、これまでの動画制作の常識を変える非常に大きなメリットです。

よくある懸念点「AIの翻訳精度はどうなの?」

AIによる動画翻訳は動画の多言語化にかかる手間・費用等のコストを抑えることができる、という点は分かりやすいメリットです。

しかし、教育や研修に使うとなると、気になるのは以下の点ではないかと思います。

  • AIが翻訳した内容は合っているの?専門用語は大丈夫?
  • 視聴者、学習者が動画を視聴する度に翻訳結果(表現)が変わるんじゃないの?

Vimeo AIはこうしたビジネス利用ならではの懸念点も、完璧に解消できる仕様を持っています。具体的には以下です。

  • 翻訳後に、字幕と音声を「手動で1文字ずつ調整」できる:AIの翻訳精度は90~95%と高精度ですが、万が一専門用語のニュアンスが違っていても後から修正可能です。厳密には、管理画面上で翻訳後の字幕テキストを直すと、AIが生成した音声の方も、調整後の字幕に合わせた発音へと自動的に再生成されます。
  • AIによる翻訳は「最初の1回だけ」実行される:翻訳後の字幕と音声は動画に固定されるため、視聴者が再生する度に翻訳結果が変わるようなことはありません。常に一貫した内容が配信されます。

これはつまり、以下を意味します

  • 専門用語や業界独自の言い回しが含まれる動画であっても、自社で意図した通りの正確な内容に100%コントロールできる
  • 受講生や学習者には、常に均一で正しい内容の動画を提供できる

学習教材として動画を使う場合、医療系や介護系、あるいは製造業の専門技術など、専門用語が多く含まれる動画を扱う事業者様の中には「翻訳ミスは致命的」と気にされる方も非常に多いですが、翻訳後の内容を人間の手で最終コントロールできるVimeo AIの仕様は、大きな安心材料になるはずです。

AIによる動画翻訳との向き合い方(筆者の見解)

日本語の動画を簡単に多言語化できるという点、翻訳精度はコントロールできる点、動画内容の一貫性を担保できるという点では、ほとんどの懸念点は払拭できると思います。

しかし、ここで一つ新たな現実的な課題が起こります。以下です。

「翻訳後の内容が本当に正しいのか?」は現地の人、または、その国の言葉が分かる人でなければその精度を正しく判断することはできない。

英語ならまだしも、ベトナム語やインドネシア語等の普段、接することが多くないアジア圏などの言語は流石に自社で判断がつかないし、チェックできる人材を探すのも難しい、といったお話が挙がることがあります。これは、もっともなご懸念です。

これに対する落としどころは、「AIによる圧倒的なスピード・低コスト」という利便性と、「人間のチェックによる確実性」のバランスをどう取るかだと考えます。

例えば、厳格な契約書のようなレベルの翻訳精度を担保したい場合は、Vimeo AIが出力した翻訳した言葉だけをテキストデータとして出力し、翻訳会社さんに「これ、合っていますか?」とチェックしてもらう方法が有効です。

ゼロから動画翻訳を外注するよりも、「AIが作った叩き台を人間がチェックする」方が、コストも時間も10分の1以下など、かなり抑えられるはずです。

また、そもそも、専門用語が多発する動画教材の場合、一般的な翻訳会社さんに頼んでも「その業界の専門知識」がなければ正しいチェックはできません。

それであれば、Vimeo AIが翻訳した現地の字幕テキストを、一度、使い慣れた生成AI(ChatGPTやGemini)に「日本の専門用語の文脈を踏まえて、このベトナム語が不自然でないか、日本語に逆翻訳して解説して」とチェックさせる方法のほうが、手軽かつ精度高く検証できる有効な方法と言えそうです。

何より、「完璧な翻訳を求めて数ヶ月の時間と数百万円の予算をかける」リスクよりも、「AIを活用して、9割以上の精度の多言語教材を明日から受講生に届けるスピード感」の方が、今のビジネスにおいてはるかに価値が高いのではないか、というのが筆者の見解です。

Vimeo AIによる翻訳機能の使い方(画面キャプチャ付き)

Vimeo AIによる動画の多言語化はわずか3ステップで完了します。
以降で、その使い方を画面キャプチャ付きで解説します。

  • ①Vimeoに動画をアップロード
  • ②翻訳する言語を選択(複数一括翻訳も可能)
  • ③翻訳後の動画を確認

この記事では、冒頭でお見せした、日本語のウェビナー動画を英語と中国語に翻訳するというシナリオで解説をしていきます。

また、Vimeo AIで翻訳した字幕・音声の調整方法についても、画面キャプチャ付きでお伝えします。

なお、Vimeo Enterpriseは無料トライアルも提供していますので、ご希望の方は、Vimeo Enterpriseの代理店である弊社ストランダーまでお気軽にお問い合わせください

ストランダーのお問い合わせ先はこちら
https://strander.jp/contact/

①Vimeoに動画をアップロード

Vimeo管理画面にログイン後、動画をアップロードします。
※Vimeo AIを利用するにはVimeo Enterpriseのご契約が必要です。

アップロード中の画面イメージです。

アップロードが完了しました。動画のアップロードは以上です。

②翻訳する言語を選択(複数一括翻訳も可能)

続いて、アップした動画をAI翻訳します。
アップロードした動画の詳細画面に移動します。
赤枠の「Vimeo AI」ボタンが翻訳機能です。

「Vimeo AI」>「動画を翻訳」を選択します。

すると「音声と字幕」または「字幕のみ」の選択肢が表示されます。
この記事では動画の音声と字幕の両方を翻訳しますので、「音声と字幕」を選択し「次へ」をクリックします。

すると、翻訳する言語を選択することができるようになります

この記事では1つ目の言語として「英語」に翻訳したいと思いますので、「英語」を選択します。
言語を選択後、「Original Voice」を選択します

言語の選択はこれで完了です。(「英語」が選択されました)
ここで「翻訳の〇〇クレジット」ボタンを押すと翻訳が開始されます。

一回で複数の言語への翻訳もできます
続けて2つ目の言語「中国語」の翻訳設定を行います
英語のときと同じように「中国語」>「Original Voice」を選択します。

2つ目の言語「中国語」の選択も完了です。
「翻訳の〇〇クレジット」ボタンをクリックすると翻訳が開始されます。

翻訳中は以下のような画面になります

少し待つと、AI翻訳が完了し、翻訳後の字幕や音声の確認ができるようになります。

③翻訳後の動画の字幕と音声を確認

アップロードした動画の字幕や音声は、Vimeoの「言語」機能やプレビュー再生で確認できます
以降で、以下の字幕と音声の確認方法について解説します。

  • オリジナルの字幕(日本語動画の日本語字幕)
  • 英語の字幕
  • 中国語の字幕

AI翻訳で生成された外国語の字幕については、字幕を変更すると話者の音声も字幕の内容に変更されます

翻訳後の字幕・音声の確認方法:

翻訳後の字幕は「言語」機能から、確認したい言語を選択すると確認できます

例えば、英語の字幕は、以下のような形で確認できます。

字幕も音声も「動画のプレビュー」機能で実際の動画を確認できます
動画再生プレイヤーの「CC/字幕」設定で字幕の言語を、「オーディオ」設定で音声の言語を切り替えることができます

「字幕」については以降で、もう少し詳細を解説します。

オリジナルの字幕(日本語動画の日本語字幕)の確認

確認したい字幕の「編集」ボタンをクリックします。

AIが生成した日本語の字幕が確認できます。秒数は動画の秒数です。

画面右側の動画プレビューで「日本語」の字幕設定を行うと動画内で字幕が確認できるようになります

 

AI翻訳後の英語の字幕の確認

他の言語の字幕も同様の手順で確認できます
確認したい字幕の「編集」ボタンをクリックします。

AIが生成した英語の字幕が確認できます。秒数は動画の秒数です。

画面右側の動画プレビューで「英語」の字幕設定を行うと動画内で字幕が確認できるようになります

AI翻訳後の中国語の字幕の確認

他の言語の字幕も同様の手順で確認できます。
確認したい字幕の「編集」ボタンをクリックします。

AIが生成した中国語の字幕が確認できます。秒数は動画の秒数です。

画面右側の動画プレビューで「中国語」の字幕設定を行うと動画内で字幕が確認できるようになります。

Vimeo AIの翻訳後の字幕・音声の調整方法(画面キャプチャ付き)

Vimeo AIが生成した字幕(翻訳後の字幕含む)は管理画面から編集・調整できます
この記事では英語の字幕編集を例に、翻訳後の字幕と音声の調整方法を解説します。

確認したい字幕の「編集」ボタンをクリックします。

編集前の字幕をプレビューで表示しています

例えば、動画の5秒から13秒の間の字幕を編集します。
「字幕と吹き替え」ボタンをクリックします。

上記の画面では、字幕を以下のように変更しています

変更前の字幕:
Yes. Now, we will talk about the topic
“Simulation Methods for Video Sales You

変更後の字幕:
Hello !!!!!!

字幕の更新が始まります

少し待つと字幕の更新が完了します。

動画プレビューを再生すると変更した箇所の字幕が変更されたことを確認できます
このとき、話者の音声も変更後の字幕に合わせて、変更後のものに更新されます。

本記事のまとめ:Vimeo AIは1つの日本語動画を簡単に、99か国以上に多言語化できる。

いかがでしたでしょうか?
Vimeo AIを使うと、効率的に、簡単に、動画の多言語化が実現できます

Vimeo AIは、以下のような方にとって、有用な動画ソリューションです

  • 日本の教育、日本語教材を海外に展開したい方
  • 海外拠点にいる現地スタッフに研修を母国語で実施したい方
  • 日本国内にいる外国人材に対して研修を実施したい方

本記事が、上記のような課題をお持ちの方のお役に立てれば幸いです

ストランダーはVimeo Enterpriseの国内正規代理店です。

弊社ストランダーは、日本企業における、Vimeo Enterpriseの導入において、「日本円決済・請求書払い・窓口対応」で強力に支援しています。

Vimeo Enterpriseにご興味をお持ちの方は、お気軽にストランダーまでお問い合わせくださいませ。

ストランダーのお問い合わせフォームはこちら
https://strander.jp/contact/

Vimeo×ストランダーによる提供価値「多言語対応eラーニングシステムの構築」

弊社ストランダーは、動画配信やeラーニング分野のシステム開発が得意な会社です。
15年以上の運営実績400社以上の構築実績があります。

ストランダーの主力事業:

例えば、Vimeo社のVimeo AIと弊社のオウルキャストを組み合わせると、低コストに多言語対応のeラーニング学習システムを構築することができます。

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