この記事で分かること
株式会社矢野経済研究所の調査によると、国内eラーニング市場規模は、
法人向けのBtoB市場、個人向けのBtoC市場ともに今後も市場拡大が見込まれています。
今こそオンライン講座に参入するチャンスですが、次のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
- オンライン講座のプラットフォームが多すぎて、どれを選べば良いのかわからない
- 自社に最適なプラットフォームの選定方法がわからない
そこで本記事では、
- オンライン講座プラットフォームを導入するメリット
- オンライン講座プラットフォームを選ぶ際のポイント
- オンライン講座プラットフォームおすすめ5選
をご紹介します。
オンライン講座プラットフォームとは
オンライン講座プラットフォームとは、オンライン講座を作る・運営する・管理するための、必要な機能が備わったシステムの事です。
オンラインスクールプラットフォーム、などと呼ぶこともあります。
例えば、こんな機能があります。
- 講義動画の配信:動画や資料などをアップロードして、受講者に配信できます。
- 集客:ウェブサイトやランディングページを作成して、受講者を募集できます。
- 受講者管理:受講者の進捗状況や成績を管理できます。
- 決済:受講料の決済を自動で処理できます。
色々なサービスをバラバラに使うよりも運用が楽になり、コストも抑えられるため、
オンライン講座の運営には、オンライン講座プラットフォームを利用することをおすすめします。
オンライン講座プラットフォームの画面はどんな感じ?
実際に、オンラインスクール構築システム「オウルキャスト」を利用した場合のオンライン講座の見え方をご紹介します。
受講者画面
・オンライン講座トップ画面
・各講座のトップ画面
・受講画面
管理画面
・レッスン作成
・パート作成
・受講者管理
オンライン講座プラットフォームを使うと、このような形でオンライン講座を運営できます。
オンライン講座 プラットフォームを導入するメリット
オンライン講座プラットフォームを導入するメリットには以下が挙げられます。
運営コストの削減
教室の場所を借りたり、光熱費、印刷費などのコスト抑えることができます。
運営リソースの効率化
一度作成した教材は繰り返し利用可能です。
講師は、より質の高い教材作成や、新たな講座の開発に集中することができます。
マーケティング活動の効率化
多くのプラットフォームには、メール配信機能や割引クーポン発行機能などが備わっています。
これらの機能を活用することで、効率的に集客・販売促進活動を行えます。
PDCAサイクルを速く回せる
受講者の学習進捗や成績、アンケート結果などのデータを取得・分析し、講座内容を改善できます。
このように、オンライン講座プラットフォームを導入することで、コスト削減、業務効率化、品質向上 を実現し、
より効果的なオンライン講座運営が可能になります。
オンライン講座プラットフォームを選ぶポイント6つ
いざオンライン講座を始めようと思っても、プラットフォームが多すぎて選べない…
そんな悩みをお持ちのあなたへ
オンライン講座プラットフォームを選ぶポイントを6つご紹介します。
ポイント1:必要な機能が備わっているか
オンライン講座の運営には様々な作業が発生します。
- 教材の作成
- 集客
- 講座の配信・販売
- 受講生のフォロー
これらの作業をスムーズに行うために、必要な機能が揃ったプラットフォームを選びましょう。
具体的には、以下の機能です。
・講座コンテンツ作成・管理機能:
動画やテキスト、PDFなどの教材をアップロード・管理できます。
・集客機能:
ランディングページ作成、メール配信などで受講者を募集できます。
・講座配信機能:
受講者にとって使いやすいインタフェースで学習環境を提供できます。
・販売・決済機能:
講座の販売、受講料の決済をWeb上で完結できます。
・受講者管理機能:
受講者の進捗状況や成績などを確認・管理できます。
・コミュニケーション機能:
ビデオ会議やチャット、メッセンジャーなどで、講師と受講者、受講者同士が交流できます。
・修了証明書発行機能:
試験や資格の講座の場合、修了証を発行できます。
ポイント2:料金体系(手数料)はどうなっているか
オンライン講座プラットフォームの利用料金は、大きく分けて3つのパターンがあります。
1.受講生の数に応じた従量課金制:受講者数が増えるほど料金が高くなります。
2.講座の売り上げ額に応じた販売手数料制:売上の一部を手数料として支払います。(例:売上の30%)
3.月額固定の定額制:毎月定額の料金を支払います。
オンライン講座ビジネスを収益化するためには、見込み顧客(無料会員)の獲得は不可欠です。
無料会員の獲得も考慮して、どの料金体系が自社にとって最適か検討しましょう。
ポイント3:マルチデバイスに対応しているか
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応しているか確認しましょう。
受講者が場所や時間を選ばずに学習できます。
ポイント4:サイトデザインを自由に変更できるか
プラットフォームのデザインを自由にカスタマイズできると、以下のようなメリットがあります。
・ブランディング:
オンライン講座の内容や自社のブランドイメージに合わせたデザインで、他社との差別化が図れます。
・受講意欲向上:
ターゲット層に合わせた分かりやすいデザインで、受講意欲を高められます。
ポイント5:操作性は?
分かりやすい操作性は、受講者と運営者双方にとって重要です。
受講者側のメリット
スムーズに学習を進められ、モチベーションを維持できます。
運営側のメリット
教材設定などの作業効率が上がり、受講者からの操作に関すつお問い合わせも減らせます。
オンライン講座プラットフォームの中には、契約前に試用環境を試せるものもあるので、操作性を確認してみると良いでしょう。
ポイント6:サポート体制は充実しているか
操作方法やトラブル対応など、充実したサポート体制があると安心です。
- 電話、メール、チャットなどの対応方法や、サポート窓口の受付時間を確認しましょう。
- 分かりやすい操作マニュアルやヘルプセンターがあるか確認しましょう。
オンライン講座プラットフォームおすすめ5選!
前項のオンライン講座プラットフォームを選ぶポイントを揃えている、
おすすめのオンライン講座プラットフォームを5つ紹介します。
オウルキャスト/株式会社ストランダー
オンライン学習ビジネスに強いeラーニングシステムです。
運営実績10年以上・導入実績350社以上の「動画販売サイト構築システムソーシャルキャスト」で培われた動画コンテンツ販売のノウハウを活かし、
集客とアップセルに強いオンライン学習サービス を実現します。
オーダーメイド開発にも対応しているので、あなたのビジネスニーズに合わせたシステム構築が可能です。
動画教材を含む「教育カリキュラム」をメインで販売していきたい方におすすめのシステムです。
オウルキャスト公式サイト
https://owlcast.jp/
2.Teachable/Teachable, Inc.
Teachableは、世界中の講師に愛用されているオンライン講座プラットフォームです。
特に、講師が受講生に教える形式のオンライン講座に適したサービスです。
教材は動画だけでなく、PDF、画像、テキスト、オーディオなど、様々な形式で提供、販売することができます。
また、マーケティングツール、分析・レポート機能、顧客サポートサービスなど、講座運営に必要な機能が充実しています。
初めてオンライン講座を開講する方でも、気軽に試せる無料プランがあります。
Teachable公式サイト
https://teachable.com/
learningBOX/learningBOX株式会社
択一問題、レポート、並び替え、穴埋めなど、10種類以上の豊富なテスト形式が特徴の
オンライン講座プラットフォームです。
きめ細やかな理解度判定で、研修、資格、認定試験などのオンライン講座に適しています。
メールアドレスと氏名だけで、10名まで無料で利用できるアカウントを発行できます。
使用感を手軽に確認できるので、安心して導入を検討できます。
learningBOX公式サイト
https://learningbox.online/
School Launcher/株式会社プロシーズ
20年以上の運用実績のあるサービスです。
オンライン講座の基本機能はもちろん、受講者の学習意欲を高めるための機能も充実しています。
さらに、 人材紹介ビジネスもできるスカウト機能など、多彩な機能を搭載しており、個人向けのオンライン講座ビジネスに特化しています。
School Launcher公式サイト
https://www.pro-seeds.com/biz/
WisdomBase/株式会社シェアウィズ
豊富なテスト形式や、オンライン試験の不正防止機能が充実しているサービスです。
さらに、ドル、人民元、ドン(ベトナム)、新台湾ドルでの決済に対応しており、グローバルなビジネス展開を支援します。
専任の担当者が導入支援につき、素早いオンボーディングを実現できます。
WisdomBaser公式サイト
https://wisdombase.share-wis.com/
オンライン講座プラットフォームを導入して効果的にオンライン講座を始めよう!
この記事では、オンライン講座プラットフォームを導入するメリットや選び方、おすすめのサービスを紹介しました。
オンライン講座プラットフォームを導入することで、時間や場所にとらわれずに学習できる環境を構築できるだけでなく、運営側としてもコスト削減や業務効率化などのメリットがあります。
ぜひ本記事を参考に、自社に最適なプラットフォームを選定し、オンライン講座ビジネスを成功させましょう。