社員研修でeラーニング導入を成功させるポイントは?必要なコストは?分かりやすくまとめました!

社員研修・リスキリング
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この記事で分かること

社員研修やアルバイト、パートさんへの教育などの分野で
eラーニング導入を検討されている担当者様の中には、
次のようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • eラーニングによる学習で、きちんと知識やスキルが身に付くのか不安
  • 成果の上がるeラーニングの実施方法がわからない
  • eラーニングの導入に、どれくらいのコストがかかるのかわからない

そこで本記事では、eラーニングの

  • 導入を成功させるポイント
  • 学習効果を高めるポイント
  • 導入コスト

についてご紹介します。

eラーニングをオススメする理由

「eラーニング」とは、インターネットを利用して学ぶ学習スタイルの事です。
パソコン、タブレット、スマホがあれば、いつでもどこでも手軽に学習できます。

eラーニングは、以下のような場面で活用されています。

  • 会社の社員研修や教育
  • アルバイト・パートさんの研修
  • 通信教育
  • オンライン講座 など

eラーニングを利用することで以下のようなメリットがあります。

<提供者側のメリット>

  • 会場費や講師の交通費、教材印刷などのコストを削減できます。
  • 受講者の理解度や学習進捗をデータで把握し、効率的な教育を実現できます。

<受講者側のメリット>

  • 通勤時間や休憩時間など、スキマ時間を有効活用できます。
  • 住んでいる場所に関係なく学ぶことができます。
  • わからないところは何度でも繰り返し学習できます。

このように、eラーニングの実施は教える側にも学ぶ側にもメリットがある学習スタイルです。

オウルキャストでは、eラーニングの提供を検討している企業様をサポートしています。
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eラーニングの導入を成功させるポイント

eラーニング導入を検討中だけど、何から始めればいいか…と迷っていませんか?
スムーズに導入を進めるために、以下の5つのポイントを事前に明確化しておきましょう。

eラーニングの導入目的を明確にする

例えば、新入社員研修でeラーニングを導入する場合、

  • ビジネスマナーや商品知識を短期間で習得させ、即戦力として活躍できる人材を育成する
  • 限られた人数で、効率的に新入社員研修を実施する

といった具体的な目標を設定することで、

予算獲得や関係部署への説明がスムーズになったり、効果的なPDCAを繰り返すことができます。

eラーニングの対象者を明確にする

次に、誰にeラーニングを受講させるのかを明確化しましょう。
新入社員研修であれば、

  • 年齢層
  • 配属部署
  • 習得させたいスキル
  • 受講者数

などを具体的に決めることで、

  • 最適な教材内容
  • 必要なシステム規模

を検討できるようになります。

必要な教材を検討する

eラーニングで活用できる教材には以下のようなものがあります。

  • 動画教材:講師の講義動画やアニメーションなど
  • デジタルテキスト教材:PowerPoint資料、Excelファイル、PDF資料など
  • 音声教材:音声ファイルによる学習
  • テスト:理解度をチェックするためのテスト

これらの教材の準備には、主に以下の3つの方法があります。

  1. 既製の教材を購入:eラーニング教材販売会社から必要な教材を購入
  2. 自社で制作:社内で教材を作成
  3. 外部に制作を依頼:専門業者に教材制作を依頼

教材コンテンツの準備に必要なコストに関しては後ほど詳しく説明します。

どのeラーニングシステムを使うか決める

eラーニングシステムには大きく分けて以下の3つの種類があります。

1.フルスクラッチ開発:
自社で一から独自のシステムを開発

2.オンライン動画研修サービス:
「schoo」や「insource」、「グロービス学び放題」などに代表される、既存のプラットフォームを利用

3.eラーニングシステム(LMS)を利用:
教材配信や学習進捗管理機能が備わったシステムを利用

それぞれで初期費用、月額費用が変わってきます。
後ほど詳しく説明します。

運用体制を考える

最後に、eラーニングを効果的に運用するための体制を構築しましょう。

学習効果の向上

  • 学習進捗や理解度を把握する頻度と方法
  • 学習が遅れている受講者へのフォロー体制
  • 教材の更新頻度
  • eラーニング導入による効果測定方法

組織的な運用

  • 運用担当者の役割分担
  • 運用ルールやマニュアルの作成

これらのポイントを事前に定めておくことで、eラーニング導入をスムーズに実施できます。

eラーニングの効果を高めるポイント

準備を整え、順調にeラーニングを導入しても、ただ動画を視聴させるだけでは、スキルや知識の定着は難しいものです。

eラーニングの効果を最大限に引き出すためには、以下の流れが重要です。

効果的な学習の流れ

  1. 事前学習: 動画や資料で事前に内容を予習
  2. 講義: ライブ配信や対面での講義
  3. 復習: 動画や資料、テストで復習
  4. フォローアップ: 学んだ内容の活用方法を議論

具体的には、

事前学習:eラーニングシステムで動画教材を視聴

講義:オンライン、オフラインで講義を実施

復習:eラーニングシステムで復習テストを受験

フォローアップ:個人面談や、少人数グループによるオンラインディスカッション

といった流れです。

とはいえ、最初からすべてを完璧に準備するのは大変です。
まずは事前学習や講義から始め、徐々に復習、フォローアップ、と要素を増やしていくのがおすすめです。

eラーニングの導入コスト

eラーニングの導入には、大きく分けて 「eラーニングシステム」 と 「教材」 の2つの費用が発生します。
それぞれについて詳しく説明します。

eラーニングシステム

eラーニングシステムの導入方法は、主に3つあります。

1:フルスクラッチ開発する

特徴 自社で一から独自のシステムを開発します。
費用 初期費用:数百万円~数千万円
月額費用:数十万円~
メリット デザイン、機能、運用方法など、すべてを自由にカスタマイズできます。
セキュリティ対策を強化できます。
デメリット 初期費用、月額費用共に高額になります。
構築に時間がかかるため、eラーニングの実施まで数か月から数年かかる場合があります。

2:オンライン動画研修サービスを利用する

特徴 「schoo」や「insource」、「グロービス学び放題」など
既存のオンライン学習サービスを利用します。
受講者数や講座数に応じた料金を支払います。
費用 初期費用:0円〜100万円程
月額費用:1受講者あたり100円~1,000円程
メリット 低価格で多様なジャンルの講座を受講できます。
デメリット 専門性の高い講座や特殊な分野の講座が少ない場合があります。

3:eラーニングシステム(LMS)を利用する

特徴 eラーニングの制作、運営、管理に必要な機能が備わったプラットフォームを利用します。
費用 初期費用:0円〜50万円程
月額費用:1万円〜20万円程
メリット eラーニングに必要な機能が揃っており、コストも抑えられます。
汎用的な教材は販売会社から購入したものを使い、
専門性の高い教材は自社で作成したものを使う、など柔軟な運用が可能なサービスもあります。
また、eラーニングシステム(LMS)と教材がセットになったサービスもあり、導入が簡単です。
例えば、以下のようなサービスです。
オウルキャスト コンテンツパック
コンテンツパック(教材提供)|オンラインスクール構築システム オウルキャスト
オウルキャストと社員研修向けのeラーニング教材をセットで提供いたします。eラーニング教材の制作代行サービスや、社内で教材を作れるようにするサポートもご用意しています。
デメリット 細かなカスタマイズに対応できない場合があります。

eラーニングシステム(LMS)を検討しているならこちらの記事がおすすめです!

【2024年最新】社員研修向けeラーニングシステムおすすめ6選!選定ポイントと導入イメージもわかりやすく解説
本記事では、「eラーニングシステムを導入するメリット」「eラーニングシステムの選び方のポイント」「eラーニングシステムおすすめ6選」をご紹介します。

教材

1:既製のeラーニング教材を購入する

内容 eラーニング教材販売会社からeラーニング教材を購入します。
費用 1教材あたり:15万円~40万円 (講座内容や動画の長さによって変動)
教材を複数まとめて購入すると割引になる場合もあります。
メリット スピーディーにeラーニングを導入できます。
デメリット 専門性の高い講座や特殊な分野の講座が少ない場合があります。

2:自社で制作する

内容 自社で教材を作成します。
費用 人件費、動画編集ソフト・撮影機材の購入費用費用など
メリット 自社のニーズに完全に合致した教材を作成できます。
既に持っている研修資料やセミナー動画を活用できます。
デメリット 今まで制作を行ったことがない場合、
撮影・編集スキルやノウハウの習得に時間が必要になります。

3:外部に制作を依頼する

内容 専門性の高い講座や特殊な分野の講座が必要だが、
自社で制作することが難しい、という場合は
外部の専門業者に依頼する方法もあります。
費用 5万円~200万円(講座内容や動画の長さによって変動幅が大きいです。)
メリット 自社のニーズに完全に合致した教材を作成できます。
デメリット コストが一番高くなります。

eラーニングを導入するならオウルキャスト

この記事では、eラーニングの導入を検討している担当者様に向けて、導入のポイント、効果を高める方法、コストについて解説しました。
この内容がご担当者様のお役に立てれば幸いです。

オウルキャストのご紹介

オウルキャストは「シンプルで使いやすい」をコンセプトにしたeラーニングシステムです。
システムの操作は初めてという方でも、受講者登録、教材設定、進捗管理を直観的な操作で行うことができます。

受講生の数に応じた従量課金制ではなく、月額固定の定額制のプランを用意。
受講者数10名程度の研修から、数百名以上の研修、企業向けの研修ビジネスまで幅広く対応できます。

また、eラーニング活用に向けた、様々なサポートを提供しています。

  • 300以上の社員研修向けのeラーニング教材の提供
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オウルキャストサイト
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